お見合いパーティーで使えるテクニック

お見合いパーティーはお目当ての人がいても競争率が高いケースがしばしばありますし、またなかなか積極的にアピールできないという方も多いと思います。そこで、お見合いパーティーに参加経験のある私や実際にお見合いパーティーに参加された方が使用したプチテクニックのようなものをアドバイスとしてご紹介してみようと思います。

テクニック０１：パーティー開始前が勝負

はっきり言ってしまいますと、パーティー開始前ほどお相手に印象付けられるチャンスはありませんし、逆にパーティー開始前ほど呆れられるポイントもありません。

まず、お見合いパーティーの受付は15分前くらいから始まることが多いです。その為、早く来た参加者はロビーなどで待っています。はい、ここがポイント！

早く来た人は、この時点で顔を覚えてもらえるチャンスがありますよね？逆に言うと、この時に受付開始を待っていない人は時間にルーズな印象を与えます。パーティー開始ギリギリに会場に入ってくるような人は論外ですね。
時間にルーズな人が好きな人は男性にも女性にもあまりいません、恋人としてなら「可愛い気がある」という許容範囲になるんでしょうが、この先付き合っていく結婚相手としては好きになれる人はいないでしょう。ということで、早く来ただけで一歩リードになります。

また、この待ち時間に既にいる相手を覚えるということもポイントです。そうすればトークタイムの時に
「あ、受付のところでお友達と会話されてた方ですよね？今日はお友達といらしたんですか？」
というような切り口を見つけることができますし、もう少し積極的な人だと受付開始前の待ち時間に声を掛ける人もいます（まぁこれはしつこいと嫌われるので挨拶程度がちょうどイイそうですけどね）。私の場合は慣れてきてからですが、受付開始前に周囲を見渡して、「ちょっと良さそうだな」という雰囲気の方の近くで待つようにし、少し印象付けておくようにしていました。まぁ、私はどちらかというと奥手な性格なので、声までは掛けられませんでしたけどね（笑）
お見合いパーティーはたった半日そこらの交流ですので、少しでも多くの時間でアピールするのは重要です。

テクニック０２：名刺を用意しておく

意外と重要なのが名刺…というかメールアドレスや携帯番号などをすぐに相手に渡せる状態にしておくこと。お見合いパーティーではとにかく時間が限られていますし、フリートークタイムでは自分が話している時に、他の同性が相手に話しかけてきたりもします。私の感覚としては、相手に自分のメールアドレスを渡そうと紙にメールアドレスを書いている最中に他の同性が女性に話しかけたり……そういう時に、サッとメールアドレスを渡せる状態にしておくと、連絡先の交換忘れなどがなくなります。

ただ、連絡先を渡す相手はあくまでもっと話したいと思った相手だけにしないといけません。よく手当たり次第にメールを渡す男性参加者がいますけどね。そういう人は女性参加者にけっこうバレていますから、悪印象もたれてますよ。ほとんど成功しないですね。興味もない相手に連絡先を渡すのは失礼です。
また、連絡先を渡す時も相手の感触を見ながら行わないといけません。営業経験のある方ならお分かりでしょうが、渡された名刺って連絡する気がなければものすごく邪魔なんです。個人情報だから捨てにくいですしね。なので連絡先を渡す際は
「よかったら連絡してください、いらなければ捨てちゃっていいですよ（笑）」
という感じで相手が気軽に捨てられるように声を掛けてあげるのがポイントです。

ちなみに、私の場合は会社の名刺がものすごーく地味なので、プライベート用のちょっとデザインが凝った名刺を使っています。もっともお見合いパーティー用に作ったものじゃありませんけどね。副業でウェブデザイナーをやっているもので、そっち用に使っている名刺です。結構スタイリッシュなデザインの名刺なのでウケがイイです。下のサイトなどネット上には安価で名刺を作ってくれるサービスもあるので、そういうもので名刺を用意しても良いかもしれません。ただ、男性の方は会社名なども入れておくのがポイントです。女性は年収を気にされる方も多いので、会社名が入っているだけで結構印象が変わります。

テクニック０３：ロンリーウルフも時には良い

多くのお見合いパーティーでは１：１で３分程度のプロフィール交換タイムがあり、第一印象を決めますが、ここで
「あまり気が合いそうな相手がいなかったから今日のパーティーはダメかな」
と思うようなパーティーもあると思います。私も何度かそういう経験はありました。

ですが、たった３分程度話しただけで相手の何が分かるのでしょうか？正直、私は１：１のトークタイムでの印象などそれほど当てにはしていません。ですが、その後のフリートークで特に話したいという相手もいない……

そんな時、私は敢えて一人になります。そうすると、必ずフリートークタイム中に空く異性が出てきます。そういう人を見つけて話しかけるのが私のスタイルです。これは男性でも女性でも使えるテクニックですね。始めはあまり興味がなかった相手でも、二人でじっくり話してみると話が合うということはよくあります。お見合いパーティーで一番いけないのは、理想の相手がいないからといって途中で飽きてしまうこと。プロフィール交換だけではほとんど相手のことはわかりません、自分から知らない相手を知ろうと行動することこそが一番大切なポイントです。

テクニック０４：パーティー会場付近を少しは知っておく

パーティーでカップリングが成立した場合、大抵の場合は一緒にお茶に行ったりします。が、会場によっては近くの喫茶店を知らないとかってよくありますよね？とりあえず探して入った店があんまり雰囲気の良くない店だったり…。聞いた話で笑えたのが、カップリング成立後に喫茶店を探していて、ホテル街通りに入ってしまったという話……別れたあとにすぐお断りメールが来たそうです（笑）

お見合いパーティーの終着駅はカップリング成立までではありません。帰るまでが修学旅行…もとい、カップリングが成立したあとに更にじっくり話をしてみて交際まで発展するかどうかが終着駅になります。そういう面も考えて、特にエスコートする側の男性は、パーティー会場近くの喫茶店くらいはチェックしておきましょう。それと、喫茶店でお茶したり、食事するのも良いですが、お見合いパーティーには遠くから来ている方もいますので、相手の時間の都合を気に掛けてあげるのは非常に大切です。