デート代はどうしたら良い？

婚活で気の合う相手と巡り合うと、デートをすることも多くなると思います。
そんな時、気になるのがデート代。「男がデート代を払うのは当然！」と思っている女性はいませんか？「ワリカン」にこだわっている男性はいませんか？

実は、デート代に対する考え方には男女間の考え方にミスマッチがあるんです。今回はデート代について書いてみますね。

「食事代は男性持ち」が定説

デートの食事代	男性	女性
自分が全部支払いたい	62％	2％
ワリカンが良い	33％	35％
できれば相手におごって欲しい	3％	55％
食事以外も全てのデート代は 相手持ちが良い	1％	8％

右の表は男女各300人に聞いた「デートの食事代はどうしたい？」のアンケート結果です。この結果から見ると「デートの食事代は男が支払うもの」という考えが男女共に一般的になっているようですね。

食事代以外はどうかというと、女性のうち「食事以外も全てのデート代は相手持ちが良い」と答えている人はわずか8％に留まり、食事代は男性持ち・その他のデート代はワリカンというのが一般的なようです。

しかしながら、同アンケートで同時に回答して頂いた

• 男性が食事代をおごることについてどう思いますか？
• 食事代のワリカンについてどう思いますか？

の質問では、上記の定説の中にもかなり多くの隠された心情が出てきました。男性はおごるけれどもその裏側に様々な意図があり、女性はワリカンの時に様々な勘ぐりをしているようです。

おごってもらうのが当然と思っている女性はNG

「男性が食事代をおごることについてどう思いますか？」というアンケートに対する男性の回答の一部を見てみます。

「食事代は自分が全部支払いたい」と答えた男性の回答
食事代は男が支払うのが当然だけど、それが当然と思っている女は嫌い

「食事代は自分が全部支払いたい」と答えた男性の回答
デート代を払っているのはかっこつけたいから。収入がそんなに変わらない相手におごるのは疑問を感じるけど、そうしないとモテないから仕方がない。

「食事代は自分が全部支払いたい」と答えた男性の回答
食事代をおごるのは反応を見るため。選ぶのは「ワリカンで良い」と言ってくれる人。男におごらせて礼もいえない女は性格最悪。

「ワリカンが良い」と答えた男性の回答
おごりたいけどおごれるほど余裕がない。

最初のアンケート結果から「食事代は男性」男性は「おごる」ことについてはやぶさかでない人が多いです。しかしながら、「おごりたい」と答えた人でもそれに対して納得していない人も多いようです。むしろ、
「おごっても良い、でもそれに胡坐をかいている女性に魅力を感じない」
というような回答が男性から多く出ていました。男性は食事代を自分持ちにしながらも、相手の人柄を見ているようです。アンケートでは「おごられるのが当然」という女性は二度と誘わないという男性回答もかなり多くありましたね。

現実問題として、現在の平均収入程度の一般男性にとってデート代は厳しいです。婚活中であれば、婚活サービスも利用料もかかりますし、更に結婚費用も貯めておかなければいけないですから、尚更金銭的には厳しい状況ですね。最初のアンケートの回答の通り、ほとんどの男性は「ワリカンにしたい」とは思っていません。しかしながら、それはプライドや見栄を張りたいからであって、必ずしも心情的には納得していない人も多いです。或る意味では、男性は「プライドや見栄を理解しつつも、おごられることを辞退してくれる女性」を求めているのかもしれませんね。

ワリカンを切り出す男性はＮＧ

続いて、「食事代のワリカンについてどう思いますか？」というアンケートに対する女性の回答の一部を紹介します。

「食事以も全てのデート代は相手持ちが良い」と答えた女性の回答
女に支払わせる男はプライドがないかケチかどっちか。ケチな男と付き合ってうまくいくとは思えない

「食事以も全てのデート代は相手持ちが良い」と答えた女性の回答
女に払わせるのは最低！

「できれば相手におごって欲しい」と答えた女性の回答
気がないのか、ケチなのかわからない。気があるならおごってくれると思う。

「できれば相手におごって欲しい」と答えた女性の回答
ワリカンにされたら脈なし

「できれば相手におごって欲しい」と答えた女性の回答
年下か同い年の相手ならワリカンでも良い。年上ならワリカンはない

女性の場合は、以上のような厳しい意見がでました。女性はワリカンにされると「ケチ・脈がない・プライドがない男性」という風に感じてしまうようですね。男性はワリカンを自分から切り出すのは得策ではないのかもしれませんね。

もっとも、男性は「おごられるのが当然」と思っている女性を嫌う傾向があるので、女性は「おごってくれる」と言われても辞退してワリカンにするか、最低限お礼くらいは言った方が良いでしょう

婚活では「自分に相手を選ぶ権利」があります。しかし「相手にも選ぶ権利」があるのです。選ばれるためには相手の気持ちを理解し、相手に配慮することも大切だと思います