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近頃流行りの代理お見合い―世間の意見と注意点
近年、両親が子供のために婚活をするという光景をよく目にします。以前から「知らない間に、親が子供を結婚相談所に入会させていた」なんて話は聞くことがありましたが、近年は更に加速して、親同士がお見合いする代理お見合いという光景を頻繁に目にするようになりました。
親が子供の相手を探す 「代理お見合い」大盛況(J-Cast)
親が代理お見合い!?結婚に縁がない子供心配 東京初開催(産経新聞)
良縁求め親が“代理お見合い”「自分の結婚より緊張」(山陽新聞)
代理お見合いの理由と世間の意見
こういった代理お見合いは、「仕事が忙しいなどの理由で婚活をしたくてもできない子供のために、親が心配して代わりに結婚相手を探しはじめる」という要因が大きいようですが、中には「子供の見つけてくる相手が気に入らず、良い条件の相手を親が見つけようとする」というケースも見られます。
さて、概ねの要因が親の心配に起因する代理お見合いですが、コレに対して大規模なアンケートが行われた例がないので、世間一般でどういった印象を持たれているのかはわかりません。私の周囲の人や体験談などを聞いてみると、親からの意見としては
「過保護とは思いません。親だけがしてやれることですから」
「子供のために少しでもよい条件の相手を探してあげたい」
という賛成意見がある一方、
「自分で結婚相手くらい見つけられないのは情けなさすぎ」
「親の希望と子供の希望は違う、代理お見合いは親の希望を子供に押し付けてしまうようなもの」
という反対意見もありました。また、子供からの意見としても同様に賛否両論があり、
「親が選んだ相手なら自分の両親と相手家族との不和もないだろうし、安心できる」
「自分では恋人がなかなかできなかったので、親が捜してくれるのは助かる」
という賛成意見がある一方、
「親に相手見つけてもらうのは恥ずかしすぎ」
「相手がどんなに良い条件でも、親に結婚相手探してもらうような人は結婚後に頼れないがと思う」
というような厳しい反対意見が挙がっていました。
代理お見合い・代理婚活で大切なこと
さて、世間ではこのような意見が挙がっているわけですが、これがうまくいくかどうかは親子の間でしっかりと相互理解が取れているかどうかによって大きく変わってくると思います。例えば、親が子供に黙って勝手に婚活をしてしまうと、子供のためにしたことが却って子供に反感を買ってしまうこともあります。また、親が相手を見つけてくると、子供は自分の希望と合っていなくても、親の希望を立てて自分の希望しない結婚をしてしまうこともあり得るのです。
親の希望と子供の希望は必ずしも一致していません。親が子供を心配する余り積極的になりすぎてしまうと、却って子供の結婚後の生活を不幸せにしてしまうことも多くあります。そうならないためにも、親子の間で希望を聞きあう等の相互理解を取ることが代理婚活をする上での最低条件になるのではないかと感じます。
また、代理お見合い・代理婚活をしてもらっている方にも、絶対に自分の希望は親に伝えるようにしてもらいたいです。決して親に依存しすぎないこと……結婚するのは自分なのです。結婚相手は、結婚後は親以上に近い相手になるのです。結婚を失敗しないためにも、親任せの婚活ではなく、親と一緒に考える婚活が理想だと思います。
余談―親が一生懸命すぎると…―
最後に余談として体験談を1つ紹介……30代の女性から頂いた体験談です
結婚相談所でお見合いをセッティングして頂きました。
当初の予定では、相談所のスタッフが仲介して本人同士でお見合いをするというはずだったのですが、なぜかお相手男性のご両親が一緒に来ており、3人:1人のお見合いに。
スタッフの方がご両親は遠慮するよう伝えてくれたのですが、お相手のご両親はずっと男性につきっきりで、こんなに「はやく帰りたい」と感じたお見合いはありませんでした。
過保護が高じて、却って失敗してしまうというケースですね。或る恋愛に関するアンケートによると、「すぐに親に合わせたがる人は嫌われる」傾向にあります。その理由は、結婚を焦っているように見える(焦らなきゃいけないほど失敗している)ように見えるからなんだそうです。親御さんはあまり積極的すぎると子供の印象を悪くしてしまうこともあるので、注意が必要だと思います
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